【腸活レシピ】<ぶりの酒粕焼き>酒粕に漬けこむだけの簡単レシピ!
腸がよろこぶレシピ
(主菜)ブリの酒粕焼き (副菜)ふろふき大根 (汁物)豆腐となめこの味噌汁
使っている腸活食材:酒粕・甘酒・味噌・木綿豆腐・なめこ
Contents
腸内細菌のバランスも整えてくれる酒粕。酒粕で漬けるだけで、臭みも消して旨味もアップしてくれます。
(主菜)ブリの酒粕焼き
材料 2人分
ブリ 2切れ
(A)酒粕 50g
(A)甘酒 大さじ2
(A)しょうゆ 大さじ1
米油 適量
下処理
・魚は塩&酒(分量外)をふりかけたら5分ほどなじませ、浮いてきた水分をペーパーなどでふき取る。(臭みとり)
作り方
①ボウルに(A)を混ぜ合わせる。
②ブリの両面に(A)を塗り、ラップで包んだらひと晩味を馴染ませる。
③酒粕を軽くぬぐったら、米油をひいたフライパンで焦げないように焼いて完成♪
腸活豆知識
ブリなどの青魚には不飽和脂肪酸のDHAやEPAが豊富に含まれています。
DHAやEPAは血液をサラサラにしたり、悪玉コレステロールを減らす働きがあり、心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化など近年増加している血管疾患を防いでくれます。
酒粕は、日本酒を仕込む際にできる絞りカスですが、甘酒に引き続きその健康増進効果が期待されています。
酒粕の健康効果は、ペプチドによる血圧上昇を抑える効果、豊富なビタミンB群による肌の健康効果、そして、腸活においても豊富な食物繊維と腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖を豊富に含むため腸内細菌のバランスを整えるなどの効果が期待できます。
酒粕に含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維のため、便のカサを増して腸壁を刺激して便通をよくする効果があります。またレジスタントプロテインという難消化性のタンパク質を多く含み、食物繊維と同じような働きをすることからも便秘の改善や予防に役立ちます。
酒粕に漬け込むことにより、保存性が高まるだけでなく、臭みを消して旨味が増し、肉や魚を柔らかくする効果があります。
ホクホクのふろふき大根。大根にかけるお味噌は、腸内環境を整えてくれる発酵食品です。
(副菜)ふろふき大根
材料 2人分
大根 10cm程度
(A)みそ 大さじ1
(A)みりん 大さじ1
(A)酒 大さじ1
(A)甜菜糖(砂糖)大さじ1
下処理
・大根は2~3cmの厚みにカットする
作り方
①大根は、だし汁(分量外)で柔らかくなるまで弱火でコトコト煮る。
②小鍋に(A)を入れてひと煮立ちさせたら盛り付けた大根の上に乗せて完成♪
腸活豆知識
「ふろふき大根」の名前の由来は、漆職人さんが漆食器を作る際に漆を乾かすのに、大根の茹で汁を霧にして吹くと良いと教えられ、試してみるとうまくいった、蒸し風呂で垢をいきで吹き飛ばしている姿が、あつあつの大根を食べている姿に似ているなど諸説あります。
ふろふき大根に使用している味噌は、大豆の発酵食品のため、腸の環境を整えてくれる食物繊維や善玉菌のエサとなり腸内細菌のバランスをよくするオリゴ糖、ナトリウム(塩分)を体外に排出する作用のあるカリウムなど豊富な栄養があります。
大根には、ビタミンCが含まれていますが、ビタミンCは水溶性であるため水に溶けやすい性質をもっています。やわらかくなるまでコトコト煮込んだふろふき大根のビタミンCの多くはゆで汁に流れでてしまいますので、せっかくなので茹で汁は捨てずに味噌汁などの汁物に利用してください。
食物繊維たっぷりで、胃腸にやさしい豆腐となめこのお味噌汁。
(汁物)豆腐となめこの味噌汁
材料 2人分
木綿豆腐 1/2丁
なめこ(ゆで) 1/2P
青ねぎ 適量
みそ 大さじ2
(A)だし 300cc
下処理
・豆腐は賽の目に切る
・青ねぎは小口切りにする
作り方
①鍋に(A)を入れて中火にかけ、豆腐・なめこを入れてひと煮立ちさせたら火を止め、みそ・青ねぎを加えれば完成♪
腸活豆知識
なめこのヌルヌル成分は、オクラやモロヘイヤにも含まれるムチンという成分です。
ムチンは、粘膜にくっついて粘膜を保護して潤滑にする効果があるため、胃潰瘍や胃炎の予防や改善に効果があるといわれています。
また、食物繊維も豊富で水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のどちらも含まれているため、腸の健康を保つために役立ちます。
なめこのぬめり成分の栄養は水溶性のため、水でガシガシ洗うと流れ落ちてしまいます。表面についたゴミを軽く取り除くように洗う際は、さっと洗う程度にしておいてください。市販のなめこには、一般的に「生」と「ゆで」のタイプがありますが、なめこは必ず加熱して食べるようにしてください。