【腸活レシピ】<スタミナとろろ瓦そば>ながいもで腸活アレンジ。
腸がよろこぶレシピ
(主菜)スタミナとろろ瓦そば(副菜)高野豆腐とひじきの煮物
使っている腸活食材:ながいも・ぎざみのり・高野豆腐・芽ひじき
Contents
色鮮やかで見た目にも美しい瓦そば。作り方はいたって簡単!とろろで、生活習慣病の予防効果にも。
(主菜)スタミナとろろ瓦そば
材料 2人分
茶そば(乾めん) 2束
卵 2個
牛細切れ肉 150g
(A)しょうゆ 小さじ2
(A)甜菜糖(砂糖) 小さじ2
(A)料理酒 小さじ2
ながいも 100g
刻みのり 適量
レモンの輪切り 4枚
米油(炒め用) 適量
(B)しょうゆ 大さじ1.5
(B)みりん 大さじ1.5
(B)だし 200cc
下処理
・茶そばは表記通りに湯がいてザルに上げ水で絞めておく
・牛肉は一口大にカットする
・ながいもは皮を剥いてすりおろす
・卵は薄焼きに焼いたら千切りにして錦糸卵にする
作り方
①フライパンに米油(炒め用)をひいたら中火にかけ、牛肉を炒めて(A)を加え煮絡める。
②鍋に(B)を入れて火にかけひと煮立ちしたら火を止めて冷ましておく。(そばつゆの完成)
③フライパンに米油(炒め用)をひいて中火にかけ、茶そばを入れたら軽く焼き色がつくまで炒める。
④錦糸卵・①の牛肉・すりおろした長芋を乗せてレモンを彩りよく飾れば完成♪
腸活豆知識
瓦そばは、山口県下関の郷土料理です。作り方はいたって簡単!
茶そばの上に錦糸卵・牛肉・そしてレモンともみじおろしとなんとも色鮮やかな見た目にも印象的な料理です。
見た目だけではなく、茶そばを鉄板で焼くことにより香ばしくなり、風味豊かな味わいです。
今回は、そんな瓦そばを腸活レシピにアレンジしてみました。
茶そばに添えた長芋は、消化酵素のジアスターゼを含んでいるため、でんぷんの一部を分解することにより生で食べることができます。他にも、アミラーゼなどの消化酵素も含むため、食物の消化を助け胃腸にやさしい食材です。
近年、長芋で注目されているのが、レジスタントスターチと呼ばれる難消化性のでんぷんです。
レジスタントスターチは、食物繊維と似た働きをします。しかも、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類の食物繊維の効果を同時に持つといわれています。
そのため、その効果は便秘改善だけにはとどまらず、食後の急激な血糖値上昇を抑えたり、コレステロールや中性脂肪を減少させたりと生活習慣病予防にも効果を発揮します。
これらの効果は、火を通さず生で摂取したほうが効果的であるため、すりおろしたとろろは最後に加えるようにしましょう。
栄養豊富な高野豆腐の人気のレシピ。ひじきと煮含めた高野豆腐はどこか懐かしい味です。
(副菜)高野豆腐とひじきの煮物
材料 2人分
高野豆腐 1枚
芽ひじき 15g
にんじん 1/4本
青ねぎ 適量
米油(炒め用) 適量
(A)だし 200cc
(A)うすくちしょうゆ 大さじ1
(A)みりん 大さじ1
(A)酒 大さじ1
(A)甜菜糖(砂糖) 小さじ2
下処理
・高野豆腐は水(ぬるま湯)で戻したら軽く絞り、サイの目に切る
・ひじきは水で戻しておく
・にんじんは皮を剥いて千切りにする
・青ねぎは小口切りにする
作り方
①鍋に米油(炒め用)を入れたら中火にかけ、にんじん・ひじきを入れたら炒める。
②油が全体になじんだら、(A)・高野豆腐を加えてひと煮立ちさせ、火を弱めたら汁気が少なくなるまで煮込む。
③青ねぎをちらせば完成♪
腸活豆知識
栄養豊富な高野豆腐とひじきの煮物。定番といってもいい人気のレシピです。なんだか懐かしいホッとするような一品です。お弁当のおかずや常備菜にもぴったりです。高野豆腐は、「畑のお肉」とも呼ばれる大豆から作られる食品ですので、豊富な植物性たんぱく質をもつ食材です。しかも、その含有量は、50%以上となります。
近年、高野豆腐のたんぱく質の中には、人の消化酵素では分解されにくいレジスタントプロテインと呼ばれるものがあることが分かりました。
レジスタントプロテインは、たんぱく質でありながら栄養として消化吸収されにくく、食物繊維と似た効果を持つことが分かり、健康維持に役立つ栄養素として注目されています。
他にも、意外に感じるかもしれませんが、高野豆腐は30%以上の脂質を含みますが、この脂質の多くは人の体内で合成することができない(食事で摂らなければならない)必須脂肪酸になります。脂質というと、あまり良いイメージがない方もいるかもしれませんが、これらの必須脂肪酸の脂質は、体内で中性脂肪やコレステロールを低下させてくれる働きがあります。
ひじきなどの海藻類は水溶性食物繊維を多く含む食材です。
水溶性食物繊維は、ナトリウムを排出する作用があるため、血圧を低下させる作用や、コレステロールを体外に排出する効果があります。