美容に良い甘酒と味噌を組み合わせた、まろやかでコクのある甘酒ラーメン。
(主菜)甘酒みそラーメン(副菜)きゅうりとえのきのキムチ和え
野菜不足になりがちなラーメンは、お家にあるお野菜をたっぷり入れるのがポイントです。とくにキノコ類は、腸活にも役立ちます。
使っている腸活食材:キャベツ・しめじ・味噌・えのき・キムチ
(主菜)甘酒みそラーメン
材料 2人前
中華麺 2玉
豚こま切れ肉 100g
キャベツ 2枚
にんじん 1/4本
しめじ 1/2株
白ねぎ 1/2本
おろしにんにく 小さじ1/2
ごま油 適量
(A)甘酒 400cc
(A)水 200cc
(A)しょうゆ 小さじ1
(A)オイスターソース 小さじ1
(A)鶏ガラスープの素 小さじ2
みそ 大さじ1
塩コショウ 少々
<下処理>
・豚肉は一口大にカットする
・キャベツはザク切りにする
・にんじんは千切りにする
・しめじは石づきを取って小房に分ける
・白ねぎは根を落とし斜め切りにする
<作り方>
①フライパンにごま油・にんにくを入れて中火にかけ、豚肉・キャベツ・にんじん・しめじ・白ねぎを炒める。
②野菜がしんなりしてきたら、(A)を加えてひと煮立ちさせ、みそを溶き入れ塩コショウで味を整える。
③別にゆでた中華麺を丼に盛り付け、②を上からかければ完成♪
(副菜)きゅうりとえのきのキムチ和え
材料 2人前
きゅうり 1本
えのき 1P
キムチ 50g
ごま油 小さじ1
<下処理>
・きゅうりはヘタを取って千切りにする
・えのきは石づきを取って半分にカットしてほぐしておく
・キムチは一口大の長さにカットする
<作り方>
② 耐熱ボウルにえのきを入れてふんわりラップをしたら、600Wの電子レンジで2分加熱する。
②荒熱が取れたら、きゅうり・キムチ・ごま油を加えて和えれば完成♪
【豆知識】
● 甘酒みそラーメン
甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるように栄養価が高く、ビタミンやミネラルも豊富に含みます。
甘酒には、多くはありませんが食物繊維を含み、腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖を含むため、腸内環境を整える働きがあります。
エネルギー代謝の補酵素として働くビタミンB1を含むため、エネルギー代謝もよく効率よくエネルギーをつくることができます。
甘酒には、「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類があります。「米麹甘酒」は、米を麹で発酵させて作ったもの。「酒粕甘酒」は酒粕を水で溶いて砂糖で甘味を加えたものです。
米麹甘酒はブドウ糖が多いため甘味料として代用できます。まろやかさやコクを出したい時に料理に活用できます。
みそは、腸の健康に欠かせない食物繊維や腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖を含みます。みそが健康によいことはわかっているのですが、塩分量が気になる方がいるかもしれません。
みその塩分濃度は、種類によっても異なりますが平均すると11%程度で、しょうゆなど他の調味料と比較しても特別高いわけではありません。しかも、みそにはナトリウム(塩分)を体外に排出する作用のあるカリウムを豊富に含みます。また、みその風味は食材の味を引き立ててくれますので減塩効果にもつながります。
甘酒やみそに含まれる善玉菌は、熱に弱く加熱すると菌が死んでしまうので健康効果が損なわれるのではないかと心配する人もいるかもしれません。これらの菌は腸内の善玉菌のエサとなり腸内の善玉菌を増やす効果があるため、加熱しても健康効果はあります。
ただ、あまり加熱しすぎると甘酒やみその風味が飛んでしまうため、加熱のしすぎには注意しましょう。
● きゅうりとえのきのキムチ和え
キムチや漬物は乳酸菌を含む発酵食品です。腸内環境を改善して免疫力をアップさせるのに役立ちます。
乳酸菌は熱や胃酸に弱く腸に生きて届けるのはなかなか難しいといわれていますが、死菌であっても腸内で有益な働きをすることがわかっています。
そのため、腸活のためには様々な種類の善玉菌を毎日摂り続けることが重要です。
キムチには、発酵キムチと非発酵キムチの2種類がありますが、乳酸菌による腸活効果を期待するのであれば発酵キムチを選ぶようにしてください。