【腸活レシピ】〈豚バラ大根の甘酒風味〉優しい味のご飯がすすむおかず
腸がよろこぶレシピ
(主菜)豚バラ大根の甘酒風味(副菜)なすとピーマンの揚げ浸し(汁物)オクラとワカメの味噌汁
使っている腸活食材:甘酒・さつまいも・酢・オクラ・ワカメ・味噌
Contents
甘酒の健康効果で栄養も満点。お肉は柔らかく、仕上がります。
(主菜)豚バラ大根の甘酒風味
材料 2人分
豚バラブロック 150g
大根 200g
(A) すりおろししょうが 小さじ2
(A) 水 200cc
(A) 顆粒だし 小さじ1
(A) 甘酒 100cc
(A) しょうゆ 大さじ2
(A) 甜菜糖(砂糖) 小さじ2
下処理
・豚肉は一口大にカットする
・大根は皮を剥いて3cmの厚さの半月切りにしたら下茹でしておく
作り方
①フライパンに米油(炒め用)を入れて中火にかけ、豚肉を加えて焦げ目をつける。
②大根・(A)を加え、煮立ったら火を弱め落し蓋をしてコトコトと20分程度煮込めば完成♪
腸活豆知識
「発酵食品は腸に良い」といわれていますが、甘酒も近年注目されている食材の一つです。
甘酒は、「飲む点滴」と呼ばれるように、体内で吸収されやすいブドウ糖やオリゴ糖、豊富なビタミンB群やアミノ酸などが含まれています。
また、甘酒には人の腸内で吸収されにくいたんぱく質であるレジスタントプロテインである「プロラミン」を持つといわれています。レジスタントプロテインは、食物繊維と似た働きをするため、コレステロールの減少や便通に効果があるといわれ、腸活にも最適です。
また、オリゴ糖は腸内の善玉菌のエサとなるため、プロラミンとともに腸内の善玉菌の数を増やし腸内細菌のバランスを整えるため、腸活効果をもたらせます。
大根には、アミラーゼやプロテアーゼやリパーゼといった消化酵素を含みます。そのため、胃腸の消化を助け消化に良い食材として知られています。
豚肉と大根の組み合わせは大根でさっぱりするだけではなく、豚肉の脂を大根の酵素が分解するため、消化も良くなり相性が良い食材です。
豚バラ肉はブロック肉を使用してボリュームがあるおかずにしましたが、甘酒の酵素の力で肉を柔らかく仕上げる効果があります。時短テクニックとしては、ブロック肉ではなく薄切り肉を使用すれば短い時間で仕上がります。
お酢は、腸にいい食べ物です。腸内環境改善の他、ダイエット効果や美肌効果、生活習慣病予防などの健康効果もあります。
(副菜)なすとピーマンの揚げ浸し
材料 2人分
なす 1本
ピーマン 1個
さつまいも 1/2本
パプリカ(赤) 1/2個
米油(揚げ油) 適量
(A)酢 大さじ2
(A)しょうゆ 大さじ2
(A)甜菜糖(砂糖)大さじ2
下処理
・なすはヘタを取って乱切りにする
・ピーマンはタネとワタを除き、乱切りにする
・さつまいもは、乱切りにする
・パプリカはタネとワタを除き、乱切りにする
作り方
①野菜は170℃に熱した米油で素揚げする。
②ボウルに(A)を混ぜ合わせ、素揚げした野菜を漬け込めば完成♪
腸活豆知識
揚げ浸しに使用したお酢には、ダイエット効果や美肌効果、高血圧予防やコレステロール低下など生活習慣病予防効果など様々な健康効果があります。
お酢の抗菌作用により、腸内の悪玉菌を減らしてくれます。お酢もまた腸にいい食べ物です。また、お酢に含まれる「グルコン酸」は、腸内の善玉菌のエサとなり腸内細菌のバランスを整える働きをします。腸内には免疫に関わる菌が多くいますので、腸内環境が改善すると免疫力アップにもつながります。
お酢の抗菌作用により日持ちもしますので、常備菜としても適した料理です。多めに作って冷蔵庫にストックしてはいかがでしょうか?
オクラのネバネバ成分である食物繊維が便秘解消にも良いレシピです。
(汁物)オクラとワカメの味噌汁
材料 2人前
オクラ 2本
わかめ(乾) 小さじ1
みそ 大さじ2
(A) だし 300cc
下処理
・オクラは塩(分量外)でこすり、表面の産毛をとる。
・わかめは水で戻しておく
作り方
①オクラは下処理の塩がついたままお湯でゆで、ザルに上げて粗熱が取れたら輪切りにする。
②鍋に(A)を入れて中火にかけ、ひと煮立ちしたらオクラ・わかめを加えて火を止め、みそをいれれば完成♪
腸活豆知識
オクラのネバネバ成分はペクチンなどの水溶性食物繊維です。ペクチンは整腸作用をもつため、腸の調子を整えてくれ、便秘解消にもよいレシピです。
みそは大豆の食物繊維を含みますが、それだけではなく大豆オリゴ糖は善玉菌のエサとなるため、善玉菌を増やす働きも持ちます。
食物繊維をたっぷり含んだ野菜や海藻類やきのこ類を使用する味噌汁は、腸の健康に良い働きをします。