【腸活レシピ】<蒸ししゃぶの甘酒梅肉ソース>豚肉と野菜の蒸し料理
腸がよろこぶレシピ
(主菜)蒸ししゃぶの甘酒梅肉ソース(副菜)さつまいものヨーグルトマヨ和え(汁物)れんこんとさつま揚げの味噌汁
使っている腸活食材:しめじ・甘酒・さつまいも・ヨーグルト・れんこん・味噌
Contents
飲む点滴とよばれる栄養満点の甘酒と梅肉をソースに仕上げました。
(主菜)蒸ししゃぶの甘酒梅肉ソース
材料 2人分
豚もも薄切り肉 160g
キャベツ 5~6枚
しめじ 1/2株
パプリカ(赤) 1/2個
もやし 1/2P
(A)甘酒 大さじ4
(A)梅肉 大さじ1
(A)しょうゆ 小さじ2
(A)いりごま 大さじ1
(A)ごま油 小さじ2
下処理
・キャベツはざく切りにする
・しめじは石づきをとって小房に分ける
・パプリカは半分にカットして種とワタをのぞき千切りにする
作り方
①フライパンに、キャベツ・もやし・しめじを敷き詰め、豚肉・パプリカを乗せる(肉同士がなるべく重ならないように)。
②水100ml(分量外)を回しかけ、フタをして7~8分蒸し焼きにする。
③肉に火が通ったら、混ぜ合わせた(A)のタレをかけて完成♪
腸活豆知識
甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるように栄養価が高く、ビタミンやミネラルも豊富に含みます。
甘酒には、多くはありませんが食物繊維を含み、腸内の善玉菌のエサとなるオリゴ糖を含むため、腸内環境を整える働きがあります。
エネルギー代謝の補酵素として働くビタミンB1を含むため、エネルギー代謝もよく効率よくエネルギーをつくることができます。
甘酒には、「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の2種類があり「米麹甘酒」米を麹で発酵させて作ったもの,「酒粕甘酒」酒粕を水で溶いて砂糖で甘味を加えたもの健康や美容に効果の火付け役となったのは、いわゆる「米麹甘酒」になります。
蒸ししゃぶは、お湯でしゃぶしゃぶするのと比べて、水溶性のビタミンが流れ落ちないというメリットがあります。
味も水っぽくならないため、肉や野菜の甘味をしっかり感じることができます。今回は、栄養満点の甘酒と酸味の効いた梅肉をソースとして、さらに食べやすく仕上げています。
さつまいもに含まれるたっぷりの食物繊維は、整腸作用が期待できます。皮を残すことで、さらに腸活効果を高めます。
(副菜)さつまいものヨーグルトマヨ和え
材料 2人分
さつまいも 1/2本
たまねぎ 1/4個
(A)マヨネーズ 大さじ2
(A)プレーンヨーグルト 大さじ1
(A)甜菜糖(砂糖) 少々
(A)酢 小さじ1
パセリ(乾燥) 少々
下処理
・さつまいもは、しっかり洗ってサイコロ状にカットする
・たまねぎは皮をむいて薄くスライスしたら、水に5分程度さらして絞る
作り方
①さつまいもは軽く水にくぐらせてから耐熱皿に入れて軽くラップをかけたら、600Wの電子レンジで4分加熱する。
②(A)・たまねぎを加えて混ぜ合わせパセリを振れば完成♪
腸活豆知識
さつまいもは不溶性食物繊維を多く含む食材です。
不溶性食物繊維は、便のカサを増やして腸壁を刺激します。
さらに、さつまいもに含まれるヤラピンという成分には整腸作用があるため、食物繊維の相乗効果で便秘の改善に効果があります。
ちなみに、さつまいもの食物繊維やヤラピンは皮の周辺に多くあります。さつまいもを使ったお菓子作りをする際には、「皮を厚めに剥いて」という工程がよく出てきます。これは繊維の部分を取り除いて舌触りを良くしたり、ヤラピンが酸素と触れて黒くなるためお菓子の色が悪くならないようにするためです。
さつまいもの腸活効果をより効果的にするには、皮は取り除かず調理することをお勧めします。料理によって皮を取り除くときには、皮は捨てずに金平や大学芋にして使用することをお勧めします。
ヨーグルトは牛乳の発酵食品のため、腸の善玉菌を増やして腸内環境を整えます。
マヨネーズとあわせることで、さっぱりとヘルシーなソースになります。
さつま揚げを入れることで、旨味がアップ、食べ応えもあり嬉しいお味噌汁です。
(汁物)れんこんとさつま揚げの味噌汁
材料 2人分
れんこん 80g
さつま揚げ 1枚
青ねぎ 適量
みそ 大さじ2
(A)だし 300cc
下処理
・れんこんは皮をむいたらいちょう切りにする
・さつま揚げはスライスする
・青ねぎは小口切りにする
作り方
①鍋に(A)を入れたら火にかけ、れんこんを加えひと煮立ちさせ、さつま揚げを加える。
②れんこんに火が通れば、火を止めみそ・青ねぎを加えて完成♪
腸活豆知識
れんこんは不溶性食物繊維を多く含む野菜です。
不溶性食物繊維は、胃や腸で水分を吸収して膨らみ便のカサを増やして腸壁を刺激し、便通を良くしてくれます。
れんこんは皮を剥いてカットすると色が茶色く変色してきますが、これはポリフェノールの一種であるタンニンが酸化するためです。タンニンは体を老化(酸化)させる原因となる活性酸素を取り除く働きがある抗酸化力を持ちます。調理をする際、変色させたくない場合は水(酢水)にさらしますが、変色が気にならない場合や、切ってすぐに調理できる状態であれば水さらしは必要ありませんので、状況に合わせて使い分けてください。ちなみに、茶色く変色しても食べることができますのでご安心ください。一緒に入れるさつま揚げは、旨味をアップ、さらには食べ応えもアップしてくれます。ぜひ、入れてみてください。