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さっぱりと食べられるサケの混ぜ寿司です。簡単なのに豪華な1品、お客様のおもてなしに人気です。

 2021/10/20 玄米ご飯メニュー この記事は約 4 分で読めます。

(主菜)サケの混ぜ寿司 (副菜)長芋のネギ塩麹  (汁物)たまねぎとなめこの赤だし
腸内細菌のバランスを整えるのに効果的な長芋を塩麹で和えました。あっさりと食べやすい1品です。
使っている腸活食材:発芽玄米・酢・まいたけ・ながいも・塩麹・なめこ・赤味噌

(主菜)サケの混ぜ寿司

材料        2人分
発芽玄米ご飯    300g
寿司酢(市販)   大さじ2
サケ        1切れ
塩         少々
まいたけ      1/2株
しそ        2枚


<下処理>
・まいたけは石づきを取ってほぐす
・しそは千切りにする

<作り方>
①サケは塩焼きにしてほぐしておく。
②まいたけはフライパンで素焼きにして軽く塩をふる。
③ボウルに温かいご飯を入れて寿司酢を加え、切るように混ぜ合わせたら、①・②を加えて混ぜる。
④盛り付けたら、しそを乗せて完成♪

(副菜)長芋のネギ塩麹

材料           2人前
ながいも         100g
(A)白ねぎ       1/2本
(A)ごま油       大さじ1
(A)塩麹        大さじ1
(A)おろしにんにく   小さじ1/4
(A)ブラックペッパー  少々

<下処理>
・白ねぎはみじん切りにする


<作り方>

①ボウルに(A)を和えたら味を馴染ませておく。
②ポリ袋に皮を剥いた長芋を入れて麺棒で叩いて食べやすい大きさに割ったら、①を入れて揉み込んで完成♪

(汁物)たまねぎとなめこの赤だし

材料       2人前
たまねぎ     1/4個
なめこ(ゆで)  50g
赤みそ      大さじ2
(A) だし    300cc

<下処理>
・たまねぎは皮を剥いてスライスする

<作り方>
①鍋に(A)を入れて中火にかけ、たまねぎ・なめこを加えひと煮立ちしたら火を弱める。
②3~4分煮て野菜がやわらかくなればみそを加え、火を止め完成♪

【豆知識】

● サケの混ぜ寿司
すし酢に使用されているおには、疲労回復効果・食後血糖値の急激な上昇抑制効果・内臓脂肪の減少効果・血圧低下効果など様々な健康効果があります。腸活においては、胃や腸を刺激して腸の蠕動運動を活発にしてくれる効果があります。
今回は、簡単に作ることができる「すし酢」を使ったレシピを紹介しましたが、自分で合わせ酢を作ってもそんなに手間はかかりません。黄金比は、酢200ml(1カップ)・砂糖70g・塩20gです。
※お好みによって砂糖の量を調節してみてください。甜菜糖を使うと色は付きますがオリゴ糖を含むお腹に優しい糖類なのでお勧めです。
清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存するとある程度日持ちがしますので、すし飯の他にも野菜を和えたり、オイルを加えてドレッシングにアレンジすることもできます。
お酢のツンとする苦手な人は、合わせ酢を作る時にお酢をひと煮立ちさせてみてください。お酢は加熱するとツンとする香りの成分が揮発して酸味の角が取れて味がまろやかになります。酸味がまろやかになると栄養成分が減少することを心配する人もいるかもしれませんが、お酢の主成分である酢酸は熱に強いため栄養成分は減少しませんのでご安心ください。

● 長芋のネギ塩麴
長芋は、レジスタントスターチと呼ばれる消化酵素で分解しにくい炭水化物を豊富に含みます。
レジスタントスターチは、腸内細菌のバランスを整え便秘の改善に効果があるといわれています。他にも、血中のコレステロールを減らしたり、血糖値の急激な上昇を抑えたりといった食物繊維と似た働きを持ち、生活習慣病予防・改善の効果が期待されます。
レジスタントスターチの効果を効率的に摂りたい場合は、加熱せずに生で食べることをお勧めします。
味付けに使用している塩麴の原材料である麹菌は、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。
塩麴で味付けする際には、食材の重量の10%程度の塩麴で調味することが基本となります。ネギ塩ダレは、他の調味料と合わせたら、すぐにでも食べることはできますが、ひと晩くらい置いて味を馴染ませたほうがおいしく召し上がれます。 肉や魚に添えてもおいしいので、多めに作って清潔な保存容器に入れておくと1週間は日持ちします。

● たまねぎとなめこの赤だし
なめこのヌルヌル成分は、水溶性食物繊維のムチンやペクチンです。
水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあります。
生のなめこを調理する際は、汚れを落とすためにさっと洗いますが、なめこのヌルヌル成分は水溶性のために長く水につけるとせっかくの栄養成分が流れ出てしまいますので注意してください。

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