【腸活レシピ】胃腸の調子を整えるめかぶとろろ蕎麦
こんにちは、腸がよろこぶレシピブログです。
このブログでは、腸活に役立つレシピを発信しています。
今回は、免疫力アップと胃腸の調子をととのえるめかぶとろろ蕎麦をご紹介します。
具材のめかぶ・ながいも・なめこのネバネバ成分は、種類は違いますが、どのネバネバ成分も体に良いものです。
今回のとろろ蕎麦は、温かいレシピをご紹介していますが、気温が高くなってきたら、冷たくしても楽しめます。お蕎麦にも食物繊維がたっぷりですから、整腸作用に抜群のレシピです。
副菜には、切り干し大根のサラダをご紹介します。切り干し大根の栄養的には、大根を生で食べるよりも約20倍もカルシウムを多く含みます。
では、レシピ解説に入っていきます。
(主菜)めかぶとろろ蕎麦
材料 2人分
- そば 2玉 (乾麺でも可)
- (A)だし 800cc
- (A)こいくちしょうゆ 大さじ4
- (A)甜菜糖(砂糖) 小さじ2
- (A)みりん 小さじ2
- めかぶわかめ 80g
- ながいも 60g
- なめこ 60g
- 刻み葱 20g
下処理
- ながいもは、皮をむいてすりおろしておく。
作り方
- 鍋に(A)を入れたら中火にかけ、ひと煮立ちしたら火を止めてかけつゆを作っておく。
- なめこは熱湯でさっと湯がいてザルに上げる。
- そばは、表示通りに茹でておく。
- 器に、そば・めかぶ・とろろ・なめこを乗せて温めたつゆをかければ完成♪
ポイント・コツ
今回は、温かいお蕎麦で紹介しましたが、冷やしたお蕎麦でも美味しくいただけます。
腸活豆知識
具材のめかぶ・ながいも・なめこにはそれぞれネバネバ成分が入っていますが、それぞれネバネバ成分の種類が違います。
めかぶのネバネバ成分は、「フコイダン」や「アルギン酸」と呼ばれる成分で、昆布やもずくなどの海藻類に含まれています。フコイダンは、細胞を活性させ免疫力を高める効果があるといわれています。アルギン酸は胃腸の調子を整え、便通を良くしてくれる働きがあります。また、血圧の上昇を抑える効果や、コレステロールや血糖値の上昇を抑える効果があるとも言われています。
ながいものネバネバ成分は、「ムチン」とよばれる糖タンパク質で、ムチンは胃腸を保護する働きがあります。ムチンは加熱すると分解してしまうため、生のまま使用することをお勧めします。
なめこのネバネバ成分は、「ペクチン」とよばれる物質です。ペクチンは糖の吸収を穏やかにし、血糖値の上昇を抑える働きがあります。
一般的にネバネバ成分は健康に良いといわれていますが、これらの健康成分が体内で有用な働きをするからです。
ちなみに、実は蕎麦も麺類の中では食物繊維を多く含む食材です。
その多くは不溶性食物繊維のため、お通じを良くして整腸作用により便秘を改善してくれる効果があります。
蕎麦を選ぶ際には、「〇割そば」と書いてある割合に注意してみてください。「二八蕎麦」と書いてある場合には、小麦粉2割・蕎麦粉8割の割合で作られています。
一般的に蕎麦は「つなぎ」を入れて作られます。つなぎに使用されるのは小麦粉で小麦粉のグルテンがそばのまとまりと食感を良くしてくれる効果があるのです。
蕎麦粉の恩恵を存分に味わいたいのであれば、「十割蕎麦」を選んでみて下さい。
(副菜)切干大根サラダ
材料 2人分
- 切干しだいこん(乾燥) 15g
- ぶなしめじ 1/2株
- ブロッコリースプラウト 適量
- にんじん 20g
- (A) いりごま 大さじ1
- (A)マヨネーズ 大さじ1
- (A)プレーンヨーグルト 大さじ1
- (A)しょうゆ 小さじ1
- 塩コショウ 少々
下処理
- 切り干し大根は、水につけて戻し、ザク切りにする。
- しめじは石づきをとって小房にわける。
- にんじんは皮をむいて千切りにする。
作り方
- 鍋に水を入れ中火にかけたら、切り干し大根・にんじんを入れる。
- 沸騰したら、しめじを加えにんじんが柔らかくなるまで茹でたら、ザルにあげ冷ます。
- ボウルにしっかり水気をしぼった②・ブロッコリースプラウト・(A)を加えて混ぜ、塩コショウで味を整えれば完成♪
ポイント・コツ
切り干し大根は、戻しすぎに注意してください。歯ごたえを残すようにすると美味しいサラダになります。
腸活豆知識
切り干し大根は食物繊維を豊富に含む食材です。特に、不溶性食物繊維を多く含むため、腸の動きを良くしてくれます。他にも、カルシウムを多く含み、干すことで大根の20倍にもなります。
また、切り干し大根は煮物のイメージが強いですが、今回のレシピのように水で戻しただけでも使用することができます。
乾物のために少量でも栄養がぎゅっと詰まっていることが特徴で使いたいときに1品増やすことができる便利な食材ですので、キッチンに常備しておくことをお勧めします。